この記事は、次のどれかに当てはまる賃貸不動産会社に最適です。
- 自社ホームページを持っている
- ポータルサイト以外でも反響を獲得したい
- 不動産のSEO対策に興味がある
不動産賃貸業界のホームページ運用・業界トップレベルのSEO対策の現場で長年働いてきた筆者が、賃貸仲介会社がおさえておくべきSEO対策のポイントを解説します。
この記事をすべて読むと、SEOの基本がわかるようになります。
SEO対策の基本は「キーワード設定」
SEOをちょっとかじったことがある人から、SEO対策のプロまで、実は一番始めに最も気を使うポイントがこの「キーワード設定」です。
「キーワードってあれだろ?賃貸 とかだろ」
と、すぐに出てきた方もそうでない方も、まずはこのまま続きを読んでみてください。
なぜ、「キーワード設定」から話を始めるかというと、結論として、このキーワード設定でSEO対策の効果は大きく変わるといっても過言ではないからです。
キーワードには難易度が存在する
キーワード選びに最も気を使う理由は、キーワードには難易度が存在するからです。
たとえば、弊社の社名「WEBCOS」や「ウェブコス」は当初インターネット検索をしても競合が存在しないような「造語」でした。
これが何を意味するかというと、つまり「WEBCOS」や「ウェブコス」はSEO対策キーワードの難易度が低い、ということです。
試しに、今手元でグーグル検索から「WEBCOS」や「ウェブコス」で検索をしてみてください。弊社のホームページが検索順位の1位に上がって来ていませんか?
そういうことです。
そして、片や「賃貸」のようなキーワードをSEO業界では「ビッグワード」と呼びます。検索エンジンで検索される規模が大きいキーワードのことです。
ビッグワードの特徴としては、単語単体での抽象度が高く、汎用的な言葉という点が挙げられます。
例:車、病院、ペットetc
それだけでは関連する候補が多すぎて、例えば、車を借りたいのか、車の情報を知りたいのか、そもそも「車」という言葉の意味を調べたいのかも不明で、具体的な検索結果の絞り込みがイメージできないキーワードと言えます。
なので、ビッグワードをSEO対策の目標に使うと、検索結果が膨大になり競争率が高くなりますので、キーワード難易度が上がると言えるわけです。
「賃貸で1位にしたい」
というのは、安易なキーワード設定と言えます。やってはいけない、ということではないのですが、おすすめはしません。
名だたるポータルサイトや全国の不動産会社に真っ向から戦いを挑めるほどの、あなたのありとあらゆるリソースを費やせるのであれば話は別かもですが、、
SEO対策には「内部対策と外部対策」がある
次に知っておきたいSEO対策の概念として、「内部対策と外部対策」があります。
できるだけわかりやすく説明します。
内部対策
自社ホームページ内で行うSEOです。これには以下のような内容が含まれます。
- ページ構造を最適化する
- HTMLタグを最適化する
いわば、ウェブサイトのメンテナンスによって、Googleなどの検索エンジンに価値を適切に評価してもらうためベースづくりです。
これができていないと(もちろん見た目だけではわからない専門的な部分もあるため、弊社のような専門家がいるわけですが)、いくら努力しても一向にSEO対策が報われない、ということが起こり得ます。
外部対策
自社ホームページ外で行うSEOです。他のウェブサイトからのリンクを増やすための施策などが含まれます。
検索エンジンとインターネットの関係は切っても切り離せません。なぜなら、今も昔もウェブサイトの発見には、それぞれのホームページで貼られた「リンク」によって成り立っている世界だからです。
内部対策によって価値のあるウェブサイトになっていくと、他のウェブサイトから「リンク(いわば人気投票)」として参照されることが増えてきます。
賃貸仲介の不動産会社がやるべきSEO対策
宅地建物取引業者数は6年連続で増加しているという記事を読みました。
もちろんすべてが賃貸仲介事業者とは限りませんが、つまり競合は増え続けているということを意味します。
このような中で、SEO対策として取るべき選択は、自社ならではの強みを訴求していくことです。
なぜなら賃貸仲介という業種柄、取り扱う商品ラインナップ(ここでは賃貸物件のこと)はどこも一緒だからです。自社で企画・開発したような元付けになれるなら話は別ですが、ほとんどはどこも同じ物件を取り扱うことになります。
このような同じ商品をただ単に取り扱う場合、Goolgeなどの検索エンジンは会社ごとの違いがわかりません。商品自体は同じなので、A社とB社の差がない状態です。
これらを加味すると、あなたの会社はもしかすると店舗登録した住所地の物件の紹介が得意なのかもしれませんし、ペット飼育相談可能な物件をたくさん知っている、という特徴があるかもしれません。
まずは自社ならではの強みは何なのかをもう一度振り返ることで、ただの不動産屋さんから「〇〇区にある賃貸不動産屋さん」や「ペット可物件といえば〇〇不動産」という立ち位置がインターネット上に広がっていくわけです。
ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
SEO対策キーワードや内部/外部対策について解説してみました。
基本がわかっても、「自社サイトの場合はどうしたらよいか?」を企画していくにはやはり経験が必要です。
そこで活用いただきたいのが、弊社のようなSEO対策のコンサルティングサービスを提供している会社です。
あなたがこの記事にたどり着いた、ということはつまり弊社はSEO対策ができているという何よりの証拠です。
現状のサイトの課題点発見から適切なキーワード選定、改善企画の提案から効果検証まで立証済みのノウハウを活用することで、クライアント様は本業に専念いただけます。(賃貸不動産事業者様に特におすすめです。全国対応)
自社のSEO対策をお手頃な費用で必要なだけ外部に確保することで、クライアント様のデジタルマーケティングを成功に導くご提案をいたします。
ご相談は無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。